広島大学大学院 総合科学研究科

[国立]

大学院紹介
基本情報
研究科・専攻
関連する大学院
広島大学大学院
国際協力研究科
広島大学大学院
理学研究科

研究科・専攻

総合科学研究科 総合科学専攻 11の研究領域

個々の専門を深化させる3部門11研究領域から成り立っていますが、それらの融合・共同をめざすため、1研究科1専攻です。
また、研究科には、「総合科学」を具現化する21世紀科学プロジェクト群が設置され、8つの研究プロジェクトチームが学生と教員の協同で活動しています。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program

人間科学部門

生命科学研究領域

2つの分野からなり、生命科学分野では、動物の細胞、組織、個体を用いて、物質代謝・細胞機能にかかわる分子間相互作用、シグナル伝達、遺伝子制御およびそれらの環境因子との関係を解析します。脳科学分野では、動物の本能行動や記憶・学習に関与する脳内の神経回路網を探索し、神経連絡にかかわっている分子の同定とその作用機構や、脳の成長や学習に伴う神経回路網とその機能の変化を追究しています。これらの研究教育をとおして、生命科学分野での研究能力や応用能力を高めます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_ningen

人間行動研究領域

人間行動を的確に理解するためには、その発生や変容のメカニズムにおける多様な要因間の相互の影響過程を科学的に分析する能力が不可欠です。ミクロレベルの要因としての生理的・認知的諸要因、個人の内在的な要因としてのパーソナリティ、個人間の要因としての対人関係、マクロレベルの要因としての集団や社会・文化。これらは、個別にも、相互に関連しあいながらも、個人行動のダイナミズムを生み出しています。この領域では、多様な専門領域の教員が個別的な指導をおこなうとともに、相互に連携しあいながら、人間行動の総合的な理解をめざして教育・研究にあたります。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_ningen

身体運動科学研究領域

人間は身体をもつ。人間は身体を動かす。人間はなぜ身体運動を必要とし、身体運動は人間に何をもたらすのか?スポーツはもとより日常生活から労働、医療、芸術、音楽まで、あらゆる場面で身体運動は欠かすことができません。また、高齢化、運動能力の低下、肥満の増加、ストレスの発生など現代社会が抱える諸問題は、その多くが身体運動と密接にかかわっています。この領域では、身体運動がもつ健康的、競技的、教育的、娯楽的価値に注目し、ヒトの動きの解析から文化的考察まで、幅広い視野から身体運動にアプローチすることで、人間が「よりよく生きる」ための身体運動のあり方や「人間とは何か」という問いに、学際的に答えることをめざします。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_ningen

言語研究領域

万物の霊長である人間は、最も崇高で根源的な能力ともいうべき言語能力をもっています。この領域は、音声言語情報分析論・認知意味論・対照言語学・比較語用論・現代英語の文法と語法・言語構造論・コンピュータ言語学・応用言語学インターフェイスの8つの授業科目を開設しています。日本語・中国語・英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語などを対象として、人間の言語能力や言語現象・言語活動について、歴史的観点、共時的構造分析の観点、言語と言語の対照分析の観点、語彙の意味や成り立ちの観点、音声と意味の情報伝達のインターフェイス分析などの観点から、言語の問題を多角的・総合的に分析できる知識と力を養います。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_ningen

人間存在研究領域

この領域では、哲学、倫理学、美学・芸術学などを専門とする専任スタッフが、人間存在にまつわるこれら根源的な問いと意味とを真摯に受けとめ、それぞれに独創的かつ学際的な方法で研究を進めています。現在、医療・情報技術、社会コミュニケーション、自然環境、政治経済、芸術・文化行政などの現場では、さまざまな「軋み」と「歪み」とが露呈しつつあります。人間社会におけるこうした困難な問題群を踏まえ、人間存在のあるべき姿−理性と感性の調和−を模索し、それを呈示すること。それが、この領域のめざすところです。これはまさに、知的創造人として社会を革新し、未来を積極的にデザインしていく、じつに魅力にみちた「知の営み」なのです。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_ningen

環境科学部門

自然環境研究領域

わたしたちは、自然環境から必要な資源を抽出し、同時に利用価値のないものを排出し続けています。このような人間活動の影響で、さまざまな環境問題が顕在化し、近年では自然災害の激化という新たな問題も伴ってきています。これらの問題に対処するため、地球表層で現在起こっているさまざまな現象について明らかにし、生物を含めた相互作用のメカニズムを解明した上で、さらに環境の過去から現在までの変遷史を認識することが求められています。それにより環境の将来像の予測が可能になるからです。この領域では、自然環境の本来の姿を理解し、それに対して人間活動が与えている多様な影響を評価・予測し、人間社会にとって真に豊かな環境を実現するための具体的な方策を提言することをめざします。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_kankyo

総合物理研究領域

現代社会に大きな繁栄をもたらした物理学は、現在では単一の分野に収まりきらない科学にまで成長しました。これからの物理学には、既存の学問分野を超えた学際的・総合的なアプローチが必要です。
この領域では、現代物理学の手法を基礎としつつ、関連する専門分野と連携して総合的な自然科学の観点に立ち、複雑系・相関系物質のかかわる物理現象の法則・秩序を探究します。さらに、このような探究の成果である新しい物質・概念・技術の創造をとおして、エネルギー・環境問題など、物質環境界に帰因する複雑に相関した課題の解決に取り組み、それに挑戦できる能力をもつ人材の育成をめざして教育・研究を展開します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_kankyo

情報システム環境研究領域

この領域は、急速に発展する計算機、ネットワークを道具として、わたしたちのまわりの世界を探究していこうとする研究者の集団です。わたしたちの対象とする研究領域は、ネットワーク、マルチメディア、コンテンツ、グリッド、素粒子論の数値シミュレーション、教育工学、情報教育と多岐にわたっています。多くの分野をどん欲に身につけるか、1つの分野を深めるか、あるいはこれらの境界領域を開拓するか、それはあなたが決めてください。
好奇心旺盛な若者が、あるいはしなやかな心を持ち続けている社会人の方々が研究室のドアを叩いてくださるのをお待ちしています。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_kankyo

社会環境研究領域

この領域では、自分たちが生きている世界としての社会環境について、自然環境と人間活動とのかかわりや人間活動の地球・地域環境への影響、あるいは、人と人とのかかわりあいから生ずる社会環境の実態や諸問題などを研究課題としています。それらについて、多角的な観点から研究し、国際社会と地域社会が直面するさまざまな課題の解決に有効な方策と望ましい社会像の構築に寄与することを目標にします。なお、この領域は地域環境論と現代社会論の2つの分野からなります。前者は、地域というローカルで実践的な環境に焦点をあてて、循環型社会・持続可能な地域・NPOなどをキーワードとする教育・研究を行います。後者は、広義の環境を視野にいれて、社会動態や社会階層、福祉社会、世界経済体制、産業システムなど社会科学的な切り口から教育・研究を行います。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_kankyo

文明科学部門

文明史基礎研究領域

「文明」とは何でしょうか?何によって構成されているのでしょうか?民族、ジェンダー、宗教、科学・技術、芸術、物質的生活様式から人間諸集団がもつ特有の文化的価値体系、慣習まで……きわめて多様な要素をそこに発見することになるでしょう。また、グローバル化が進む今日、文明間の複雑な相互作用や文明内の対立関係も無視できません。さらに、それぞれの文明・文化には固有の歴史があり、現代のさまざまな課題もその歴史に深く根ざしたかたちで発生していることに着目すれば、「文明史」はすぐれて現代的な課題をとりあつかう知の領域ということになります。この領域では、多角的な視点から、「文明」のあり方を解明します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_bunmei

地域研究領域

この領域では、研究対象となるエリアを想定した「広域アジア研究」「広域ヨーロッパ研究」「英米研究」の3分野を設定しています。それぞれの分野に属する研究者の学問領域は、歴史・社会・政治・思想・文化・民俗・文学など豊かで多様です。現在の諸問題に適切に対応するためには、それぞれの地域が歩んできた歴史と培ってきた文化への真摯な見識、さらには、将来を見通す洞察力が求められています。そのような時代の要請に応えるべく、この領域では、研究対象とするそれぞれの地域を基盤としながら、地域間の関係や比較に関する研究も視野にいれ、豊かで多様な視座をもつ総合的な地域研究に取り組んでいます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/research/kyouin_list/g_list/list_bunmei

総合科学研究科 総合科学専攻 21世紀科学プロジェクト

本研究科がめざす「総合科学」は、専門分化した既存の学問の枠組みや方法論の転換であり、それを体系的に展開するのが、本研究科独自の21世紀科学プロジェクト群です。「総合科学研究プロジェクト」「平和科学研究プロジェクト」「教養教育研究開発プロジェクト」の3つがあり、総合科学研究プロジェクトと平和科学研究プロジェクトは、学生と教員が協同で実施します。下記の8プロジェクトチームが活動しています。
学生は部門・領域に所属せず、このプロジェクトチームに所属することでも修士・博士の学位を取得することができます。

総合科学研究プロジェクト

言語と情報研究

人類と共に歩み続ける人間言語と進化する情報ネットワーク。古くて新しい言葉と情報の世界を、言語学・数理科学・情報学・認知科学・社会科学・文化人類学・文学などの立場から総合的に研究し、情報化社会のあり方を模索するプロジェクトです。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_sogo/gengo_joho

文明と自然研究

人は自然とどうかかわって生きてきたか、現在はどのような状況にあるのか、そして未来は?これらをつなぐ鍵語であるサステナビリティ(持続可能性)について、フィールドに立脚してあらためて考え直します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_sogo/bunmei_shizen

リスク研究

現代社会の抱えるさまざまなリスクを、自然・社会・文化といった複合的な視点から捉えます。2016年度からは、特に「自然災害リスク」に焦点を絞り、その生起のメカニズムを解明し、リスクコミュニケーションやリスク管理のあり方について研究を行います。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_sogo/risk

資源エネルギー研究

資源エネルギーの利用に際しては、分配、枯渇地域や地球環境への配慮などの問題がありますが、これらは現代社会のさまざまな問題群と密接に関係しているため、自然科学・社会科学・人文科学のあらゆる側面から総合的に対処する必要があります。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_sogo/shigen_energy

要素−システム研究

物質から生命・生態系、さらに社会・文明に至るまで、あらゆるシステムは要素が複雑に絡み合ったネットワークとして成立しています。要素間の相互作用はシステム全体を特徴付ける一方、システムは要素のあり方を規定します。このようなネットワークをどのように理解すればよいのか、対象と手法にとらわれず、総合的に解明していきます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_sogo/youso_sistem

平和科学研究プロジェクト

ヒロシマの形成

敗戦から70年経過し、被爆体験をもつ方々も大変少なくなりました。この時期に、ヒロシマの体験とは何であったのか、実際に起こったことに基づいて考察する必要があります。それは、これからの平和を考えることであり、広島大学の理念である平和を希求する精神を生かすことでもあります。このプロジェクトは、具体的な内外の地域の調査に基づいて今まで作られてきた広島の平和概念を再検討し、新たな理念を考えるための素材を提供することをめざします。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_heiwa/hiroshima_keisei

環境平和学

平和にはさまざまなかたちがあります。このプロジェクトでは、理想の平和状態といえる生活環境を形成する可能性とその道筋について、文化、社会、自然の観点から学際的に探究していきます。各自は人文科学(哲学、倫理学、宗教学)、社会科学(人類学、エスニックスタディーズ)、自然科学(河川や森林の生態系と人間の共生と持続可能な資源利用に関する研究)のいずれかの立場から研究を進めつつ、互いの成果を共有していきます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_heiwa/kankyo_heiwagaku

ヒロシマ韓国学

世界平和都市、ヒロシマのコミュニティづくりに向け、20世紀を通して越境・定住し、常にマジョリティから排除され続けてきたマイノリティの存在を忘れてはいけません。このプロジェクトでは、住民同士が互いを排除しあう「反平和」から、在日韓国・朝鮮人、中国残留日本人などのマイノリティが如何に多文化共生社会を実現していくかを模索・実践します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_heiwa/hiroshima_kankoku

教養教育研究開発プロジェクト

変化の激しい現代社会において、大学で身につけるべき「教養」とは何でしょうか。そして、「教養」を身につけるための教育とはどのようなものなのでしょうか。このプロジェクトでは、日本や諸外国の高等教育および教養教育の歴史と現状を比較検討して、広島大学さらには日本の高等教育における現代にふさわしい「教養教育」とは何かについて総合的に研究します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/about/g_about/g_program/21_kyoyo

学生による創造的研究活動への支援

学生の国際学会発表支援

外国での国際会議等で発表するための交通費、宿泊費を支援します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/graduateschool/f_sien/kokusai_haken

海外・国内インターンシップへの派遣

海外の国際協力機関、大学、民間企業、NGO等に、1〜6か月派遣するグローバルインターンシッププログラム (G.ecbo)(主として博士課程前期の学生対象)、国内外の企業・研究機関等において、2か月以上のインターンシップに派遣する長期インターンシップ派遣(HIRAKU)制度(博士課程後期学生対象)があります。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/gecbo/
http://home.hiroshima-u.ac.jp/hiraku/

学生独自研究プロジェクト支援

学生主導によって行われる、異分野融合型プロジェクトを推進するための研究費を支援します。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/rm/dokuji

広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ(成績優秀学生奨学制度)

学業成績、学術活動等において優秀と認められる学生に対し、積極的に修学費支援を行う本学独自の奨学制度です。

[奨学内容等]
  • 成績優秀学生に選考された年度の後期授業料を全額免除
  • 表彰状を授与するとともに、記念品を贈呈
  • 成績証明書に成績優秀学生であることを記載

授業料免除制度

経済的な理由等により、授業料の納付が困難な者が所定の申請を行うことにより、納付すべき授業料の全額または半額を免除する制度です。免除者は、一定の学力を満たす者について、予算の範囲内で、家庭の経済状況等による困窮度の高い者から全額免除、半額免除、不許可の順に選考します。

入学料免除・入学料徴収猶予制度

入学料の納付が困難な者に対して、入学料の全額または半額を免除する制度、および一定期間(4月入学者は当該年度の8月末日まで、10月入学者は当該年度の2月末日まで)入学料の納付を猶予する制度を設けています。免除または徴収猶予者は本人の申請に基づき選考し、家庭の経済状況等により困窮度の高い者から順に予算の範囲内で決定します。

※詳細は本学HPをご確認ください。

本研究科の資料請求、入試情報はこちらから
https://www.hiroshima-u.ac.jp/souka/admission/g_admission