拓殖大学大学院

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経済学研究科 国際経済専攻
高橋智彦教授
統計学や実証経済を「道具」として使いこなし幅広く活躍できる人材を育成
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CLOSE UP! 教員インタビュー

経済学研究科 国際経済専攻

統計学や実証経済を「道具」として使いこなし幅広く活躍できる人材を育成

高橋智彦教授

日本生命保険入社後、国際金融情報センター欧州・アフリカ部審議役などを歴任。2001年筑波大学大学院経営・政策科学研究科博士後期課程修了、2009年より拓殖大学政経学部教授に就任。欧州新興国の中央銀行や銀行システムの研究に力を注ぐ。

国際的な「共通語」である経済で日本と東欧諸国の架け橋に

高橋先生の現在の研究テーマについて教えてください

私が今、取り組んでいるのは「国際金融学」、特にポーランドやハンガリーなどの旧東欧諸国を中心とした研究です。東欧諸国に対しては、経済的に不安定であり、日本経済とはその状況も抱えている問題も大きく異なるものだと思われる方も多いかもしれません。しかし、日本と東欧諸国は、常に「民営化」というテーマを抱えている点や、長く不良債権問題を抱えている点など、経済面では非常に近いものがあります。実際に東欧諸国では日本の不良債権に対する取り組みを参考にしているケースも多く、逆に日本も、東欧諸国の民営化対策から学ぶべきことはたくさんあるのではないかと思っています。国際的な「共通語」である経済を身に付けることで、日本と世界各国をつなぎ、時には国づくりのお役に立てる――とてもやりがいのある研究だと思っています。

仮説を立て、経済を“道具”として実証する力を磨く

大学院での2年間でどのような力を育成したいとお考えですか?

やはり自身で仮説をたてて、それを実証する力でしょうか。その際、統計学や実証経済を「道具」として使うことによって、実社会でそれらを武器とできるだけの力は身に付くはずです。幸い、今、経済学研究科にはそれぞれを専門とする非常に優秀な講師陣が揃っており、高度職業人として活躍するにも、研究者となって学びを極めるためにも必要となる力を磨くことができると思います。
現在、私の研究室には外国人、特に中国からの留学生が多く在籍しており、民営化や金融市場の開放化、教育面での効率的な資金配分など、実に幅広いテーマの研究に取り組んでいます。「これからの(自国の)国づくりに役立ちたい!」と高い意欲を持った留学生と交流し、共に研究に打ち込むことは大きな刺激であり、さまざまな社会文化に触れ、相互理解を深める貴重な場ともなるはずです。

「経済」を軸に世界中、どんな場でも活躍できる人材に

大学院修了後、どのような活躍が期待できますか?

当大学院では、私が担当する国際金融に関しても、東欧諸国だけでなくイスラム圏やアメリカ、東南アジアなど、さまざまな地域を専門とする講師陣が揃っており、より専門性の高い学びを提供しています。近年は新自由主義も非難され気味ではありますが、やはり外国の経済状況を知り、外国に学ぶという姿勢は持つべきだと思いますし、現在、日本の企業は、その売上の多くを海外で獲得し、生産拠点のほとんどを海外においているのが現状ですから、国際経済への知識を必要とされる場面は非常に多いのではないでしょうか。
かつて、学部や大学院での経済学の学びは、会計士や税理士をめざす人をサポートすることを意識したカリキュラム構成となっていました。しかし、近年、カリキュラムを大幅に見直し、国際的な“共通語”である経済を学ぶ――といったことを意識したカリキュラムへと変革しています。大学院での学びを通じて、世界のどこででも経済を武器に活躍できる力を磨くことができるはずです。

都心から10分。恵まれた環境の中で充実した研究を!

最後に進学を検討している方へのメッセージをお願いします。

当大学のキャンパスがある「茗荷谷」は、都心から10分程度、周囲にも大学が多く並ぶ、まさに学びの環境としては最高の場所。そんな利便性の高い場所で、非常に幅広いジャンルのカリキュラム、充実した講師陣を用意しており、全部単位を取得したら、社会のどのような場面でも活躍できる“無敵な力”が身に付くはず。リカレント教育に興味があっても、なかなか踏み出せないという方もいるかもしれませんが、そうした方にもオススメの環境が整っているものと自負しています。
当大学院での課程を修了後、卒業生は日本企業に就職した留学生、友人と一緒に起業した者、ベトナム外務省への入省が決まった者など、国内外を問わず幅広い分野で活躍しています。仮説を立て、それを実証していくという学びはどんな職種・仕事でも生かせるものですから、その考え方を身に付けていただけるよう指導していきたいと思っています。