静岡県立大学大学院

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研究科・専攻

研究科・専攻

薬食生命科学総合学府

21世紀生命科学の最前線へ

「薬」の領域の薬学専攻(4年制)と薬科学専攻、「食・環境」の領域の食品栄養科学専攻と環境科学専攻に、薬食生命科学専攻を加えた5専攻。中でも薬食生命科学専攻は、薬学・食品栄養科学の両分野の教員が「薬食同源」「食薬融合」を共通認識に教育研究を行い「薬食生命科学」という世界的にも新しい学問領域の確立をめざして共に研究し、学ぶ特色を有しています。
超高齢社会には克服すべき多くの課題があり、健康長寿の実現に必要不可欠な薬学と栄養学双方の理念と方法論を習得し、技術を活用できる人材への社会的要請が強まっています。有効性に優れ、かつ安全な薬の創製とその適正使用に向けた方法論の開発や、食と薬の予防医学への活用などを通し、大学院として直接社会に貢献し、高い資質と倫理観を有し問題発見・解決型能力を有する国際的に通用する薬・食・環境のエキスパートの育成をめざしています。
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薬学専攻 [博士課程]

「医療薬学・臨床薬学関連分野の第一線で活躍できる高い専門性を有する人材の育成をめざす」という理念のもと、医療現場での臨床的な課題を対象とする研究領域を中心に高度な専門性や優れた研究能力を有する薬剤師等の養成に重点をおいた臨床薬学・医療薬学に関する教育研究を行うことを主にめざしています。医療薬学コースと臨床薬学コースから、進路希望に基づき選択できます。 医療薬学コースでは、医療薬学・臨床薬学分野における研究者、教育者の養成を、臨床薬学コースでは、指導的な立場に立つ薬剤師の養成、治験・臨床開発従事者の養成、がん等の専門薬剤師や治験コーディネーターをめざす薬剤師の資格取得支援などをめざしています。臨床薬学コースの選択には薬剤師の資格が必要です。

薬科学専攻 [博士前期・後期課程]

創薬を行う製薬企業の研究現場では、高い知識と研究の技能を身に付けた先端的な科学者を必要としています。また、薬に関連した科学からは、創薬のみならず育薬や薬事行政にかかわる専門知識を持った科学者の輩出が求められています。薬に関する科学について、先端的な専門分野を追究することに加え、実際に薬がどのように使われているのかを身近な情報として知る環境も重要です。作り手の側に偏らず、薬の使い手および患者の立場に配慮した、薬に関連した科学者を養成することをめざします。

薬食生命科学専攻 [博士後期課程]

各種疾病の成因の解明、薬物治療の適正化、医薬品の創製をめざす薬学領域の研究、あるいは食品の高次機能と食品成分の体内動態の解明により疾病予防や食品の安全性評価をめざす食品栄養科学領域の研究を行うとともに、「薬食同源」「食薬融合」という共通認識の基に世界最高水準の学問領域として「薬食生命科学」の研究を行います。薬学領域の研究、食品栄養科学領域の研究をテーマとして選ぶことも、薬学、栄養学、食品科学の知識体系について統合的に学び、食薬融合分野の研究をテーマとすることも可能です。製薬企業や食品関連企業等で、医薬品や食品の研究・開発等に従事する研究・技術者を育成するとともに、高い専門性を活かした行政従事者や高度専門職業人の指導者、さらに、薬学、栄養学、食品科学関係のアカデミアにおいて活躍する研究・教育者を育成します。

食品栄養科学専攻 [博士前期・後期課程]

今世紀に入り、20世紀の人類の繁栄に起因する飽食文化と超高齢社会の深刻度は増大し、改めて 「食」 の在り方が問われています。一方、世界的には食糧配分が不均一であり、食糧供給は世界人口の増大に追いついていません。このような社会情勢を鑑み、本専攻は、分子レベルでの研究を通じ、食を介してヒトの健康に資することを目的とし、それぞれの分野で活躍する高度専門職業人・研究者を育成します。

環境科学専攻 [博士前期・後期課程]

本専攻では、「地域・地球の環境を解析する」、「快適な環境を創る」、「生体の環境応答能を究め生命を守る」ことを基本にした教育と研究を通じて、食と健康に関わる環境の問題解決に必要な専門技術や知識を習得し、幅広い視野で総合的に考える能力を養います。「より安全で快適な環境の創生と持続可能な社会の構築」に資することを目的とし、国際的に活躍できる高度専門職業人・行政従事者・研究者を育成します。

国際関係学研究科

国際的な場で活躍できるスペシャリストの養成

21世紀の国際社会の動向を理解するためには、政治、経済、法律、文化といったさまざまな領域を考慮した新しい研究枠組みを提示する必要があります。唯一の超大国としての米国、台頭する中国、国家の枠を超えて統合を試みる欧州、不安定要素を抱えながらも新たな市場として期待される新興国など、わが国を取り巻く世界は激変しています。グローバル化する経済、地球環境の問題など、複雑化する国際関係に対する新たなアプローチを探究しています。
グローバル企業、国際NGOなどの国際機関、または、国際化するわが国の行政、教育、社会、文化、ジャーナリズムなどの分野で活躍できるスペシャリストの養成を図ります。2専攻各5名の学年定員に、60名に及ぶ充実したスタッフを配置し、先端の研究に基づく学際的できめ細かい指導にあたります。

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国際関係学専攻 [修士課程]

国際政治・開発研究分野: 国際政治・開発研究分野は、国際政治学、国際経済学、国際経営学、国際法学などの立場から、国際政治研究・開発研究の幅広いニーズに対応する科目群を設けています。修士論文作成に際しては東アジア、中東、アメリカ、ヨーロッパを軸とした地域研究の手法から研究指導を行うこともできます。
国際社会・文化研究分野: 国際社会・文化研究分野は、社会学、人類学、社会心理学、コミュニケーション学などの立場から、グローバルな課題に取り組んでいる学際的な研究分野です。社会調査やフィールドワーク、計量分析などの手法を用いて、国境を越えた市民の行動を実証的に解明することを通じて、マイノリティと人権、多文化共生、ジェンダー、開発と環境などの地球社会の重要課題を研究しています。

比較文化専攻 [修士課程]

日本文化研究分野: 日本の言語・文学・思想という比較文化の基礎となる領域を扱います。具体的には、日本語教育、古典語から現代語の分析、また古代、中世、近世から近代に至るさまざまな文学や思想の研究を行います。国語教員専修プログラムが設けられています。
アジア文化研究分野: 中国、朝鮮半島、東南アジア、南アジア、ロシアなど、広大なアジアの国や地域を、国際関係論、政治学、経済学、社会学、文化人類学、歴史学、哲学、宗教学など、様々な切り口から総合的に捉え、その実態と本質に迫ります。
英米文化研究分野: 言語理論、歴史、文学、社会学、コミュニケーション学などの研究領域について、英米を主とする諸地域間や過去と現在を比較する視点から研究を進めるとともに、学術の探究に必要な英語技能を高め、方法論を修得する科目を配置し、英語教員専修プログラムを設けています。
ヨーロッパ文化研究分野: ドイツ、フランス、スペインをはじめとするヨーロッパの各地域に密着し、文学、文化、歴史、思想、社会などを比較研究という大きな枠組みで取り上げます。さらに、人間科学を含め広い視野から文化を再考し、ヨーロッパ社会における持続と変化を追究します。

経営情報イノベーション研究科

あらゆる領域でイノベーションの実現とその基盤を担うことのできる人材へ

現代の社会状況は変化を続け、日本社会の将来についてはローカル/グローバルなレベルにおいて従来のスキームでは十分に対応できない様々な課題が顕在化している中、新たな発想で道を切り開く方策への期待が高まっています。こうした時代に即した社会的要請に応えるために、経営、公共政策、情報という3つの学問分野を柱としつつ、観光学を分野横断的に組み入れ、社会における様々な課題解決につながるイノベーションを推し進める高度かつ実践的な研究教育を行い、将来のイノベーションの担い手、高度な専門的人材を育成します。
「経営」、「公共政策」、「情報」、「観光」という実務に直結する実学志向の学問を教授する本研究科では、多くの社会人大学院生が共に学び、幅広い年齢層の学生が在籍しています。全ての授業が午後2時40分以降開始。半数以上の講義は夜間(午後6時30分以降)に開講されます。土曜日の午前・午後やオンラインでも開講される授業もあり、社会人でも勤務を続けながら学位を取得することができます。
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経営情報イノベーション専攻 [博士前期・後期課程]

博士前期課程においては、学術活動における高い問題意識と知識へのあくなき希求が鍵であると考え、こうした知的体験を通じて、経営、公共政策、情報、観光に関する専門的かつ実践的な知識を有し、それらを基軸としたイノベーションの担い手となりうる高度な専門的人材を育成することをめざしています。具体的な人物育成像は以下の通りです。
経営分野: (1)マネジメント知識を駆使し地域経済に活力を与えられる人材、(2)アントレプレナー、(3)企業内において経営革新・組織改革などを遂行できる専門的職業人
公共政策分野: (1)個々の社会問題に応じた政策展開ができる行政職員、公的団体職員、政策アナリスト、(2)専門的職業人としてのNPO幹部/ソーシャル・アントレプレナー
情報分野: (1)データアナリスト、(2)大規模複雑な知的情報システムを設計・開発できるデータエンジニアなどのデータサイエンス技術者
観光分野: (1)魅力ある観光事業を創造し、経営できる人材、(2)DMO・観光協会・地方公共団体などで活躍できる人材、(3)観光調査を設計しデータを収集・分析し提言ができる人材

博士後期課程においては、博士前期課程の研究教育分野を基礎としつつ、社会的課題を的確に把握し、あらゆる社会的領域にイノベーションをもたらす仕組みを創造できる人材を養成します。高度な研究開発能力を有し、地域において指導的立場に立ってイノベーションの制度的な枠組みを主導的に構築する(アーキテクトする)中核的人材、及びイノベーションに関する、より高度な研究をめざす実務志向の研究者の養成をめざしています。

経営情報イノベーション研究科は、実際の現場に立ってイノベーションにかかわる活動を担う人材である専門的職業人を育成し、こうした人材の活躍の場や仕組みのアーキテクトと、指導者の輩出によって、変化の激しい社会と地域のニーズに応えていきます。

看護学研究科

豊かな人間性と見識を持った看護専門職の育成

保健医療サービスにおける専門的な技術革新が急速に進む現状の中で、対象者の視点に立った多様なケアに対応できる、豊かな人間性と見識を備えた看護専門職を育成しています。また、多様化する社会の医療ニーズに応えるべく、2010年より助産学課程を設置しました。
人々の健康、自立自己実現を支える看護職業人を生み出すべく、看護実践の現象を解明し、知識を体系化し、実践に応用できる研究者の育成をめざしています。
2020年4月、博士後期課程を新設しました。
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看護学専攻 [博士前期課程]

本学の大学院では、基盤看護学領域として、看護技術学分野、看護管理学分野、実践看護学領域として、成人看護学分野、助産学分野、小児看護学分野、広域看護学領域として、在宅看護学、精神保健看護学、公衆衛生看護学、老年看護学、保健学の10分野があります。修士論文に取り組むことを通して、専門分野における優れた研究能力と専門性を修得することをめざします。
また、助産師国家試験受験資格取得をめざす助産学課程があります。

基盤看護学領域(看護技術学分野、看護管理学分野)
多様な状況におかれている人々の健康に資する看護ケア、看護技術のエビデンス(根拠)を探求しています。さまざまな研究的手法を用いて、人々がかかえる健康問題の予防・緩和・解決をめざす看護技術の開発やその効果を検証しています。

実践看護学領域(成人看護学分野、小児看護学分野、助産学分野)
自己の看護実践と向き合ったうえで、理論を用いて看護の現象の理解を深め、より専門性の高い看護を提供できる能力を養います。同時に、自己が関心を寄せる看護現象を明らかにして研究に取り組み、新たな知見を見出すことにより、科学的エビデンスの構築に寄与できる人材の育成をめざしています。
なお、助産学分野では、既に助産師として臨床で経験を積んだ方、助産に関連するテーマで研究をしたい方を対象とします。

広域看護学領域(在宅看護学、精神保健看護学、公衆衛生看護学、老年看護学、保健学)
「住み慣れた地域で安心して治療やケアを受けながら暮らし続けたい」人々のニーズを把握し、地域の資源を活かし、多職種チームで対応する能力を高めます。

助産学課程(助産師国家試験受験資格取得)
助産師は、女性、そしてその家族の健康を守る専門職として、高度な知識と技術、専門的な判断力、女性や家族に常により添い倫理的に対応できる能力が求められます。本学では、助産師としての専門的な能力を身に付け、多様なニーズに応えられる助産ケア実践能力や、新しい助産ケアの開発につながる研究的思考を持つこと、そして助産学の発展と教育に貢献できる助産師の育成をめざします。

博士後期課程の新設
教育力と研究力を発揮して新たな看護学の知識体系の構築・開発に取り組み、専門的知識と指導力に基づいた質の高い教育・研究を実践できる看護学研究者・教育者の育成、また、地域包括医療を遂行するための有効な看護ケアを開発し、病院と地域との協働・連携を円滑に運営できる看護指導者の育成をめざし、2020年度から博士後期課程を設置しています。