北陸先端科学技術大学院大学

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東京サテライト(東京社会人コース)

本学は、東京近郊の居住者及び社会人の通学の利便性を高め、大学院への進学の場と機会を提供するため、東京にサテライトを開設しています。
ここでの「学びの環境」は、仕事と学びを両立させる「職学近接」と「知的刺激」をコンセプトとしており、標準修業年限分の授業料で、博士前期課程は4年、博士後期課程は6年を最長期間として履修することができる「長期履修制度」、無理なく通える「平日夜間・土曜日曜集中講義」、アクセスしやすい「JR品川駅港南口に立地」等、「職(仕事場・仕事時間)」と「学(大学院・開講時間)」が近接することで、社会人学生が学びやすい環境を実現しています。
東京サテライトでは社会人学生を対象に、次の5つの学修プログラムを開講し、東京社会人コースの学生は、各学修プログラムの修了及び「知識科学」または「情報科学」の学位の取得を目指します。
なお、各学修プログラムの概要及び対応する課程は次のとおりです。

●技術経営(MOT)プログラム[博士前期課程]
技術経営(MOT: Management of Technology)は、技術を活用してイノベーションを実現することで企業における競争力につなげる経営のことを指します。JAISTにおける技術経営プログラムは、こうした経営ができる人材の育成、即ち「技術の分かる経営者、経営の分かる技術者」の育成を図ります。そのために、従来のMBAやMOTとは異なり、知識科学を基盤とした新しいMOTにより、科学と技術の融合、技術とサービスの統合などの次世代イノベーション・マネジメントに重点を置き、今後の技術経営の「背後にある原理や理論はどのようなものか」について研究し、新しい知見を実践に生かすことのできる教育プログラムを用意しています。
多くの科目は、グループワーク等、討論重視のインタラクティブな講義で教育効果を発揮するとともに、研究活動を通じた論文作成で学位取得に繋がるように設計されています。そのため、受講者の社会での有職経験に基づく討論への参加と貢献が重要であることから、有職経験概ね3年以上を有する社会人の入学を期待します。

●サービス経営(MOS)プログラム[博士前期課程]
サービス経営(MOS: Management of Service)プログラムでは、JAISTにおける技術経営(MOT)教育の経験を生かして、MOTの中でも近年ビジネスで特に付加価値や競争力の視点で重要になってきたサービスでいかにしてイノベーションを起こすかに焦点を当て、サービス・イノベーションを先導する人材の育成を行います。MOTプログラムでもサービスに注目した経営をカバーしていますが、サービス提供においては、人間についての理解をより深めたり、一方でIT(情報技術)の活用が重要な視点となることがあり、人間の行動を理解したり、経営者の視点でサービスのために情報技術をどのようにマネージするかについての教育プログラムを用意し、研究活動を通じた論文作成で学位取得に繋げるようになっています。

●医療サービスサイエンス(MSS)プログラム[博士前期課程]
サービス分野の一つとして、病院経営など医療・介護ビジネスの重要性が社会的に高まっています。そのためには、医療分野に特化したサービスの在り方を考えることが有効で、サービス経営全般の知識を習得しながら新しい概念の「医療サービスサイエンス(MSS: Medical Service Science)」を理解し、これを経営で実践することのできる人材の育成を図ります。そしてMSSの概念を理解した上で研究活動を通じた論文作成を行うことで学位取得に繋げるようになっています。

●先端情報科学プログラム[博士前期課程・博士後期課程]
本プログラムでは、様々な分野の社会人を対象として、情報科学的思考法、情報科学分野の先端知識とその基礎となる諸理論・技術を講義し、適切な演習により知識の応用力を養成します。さらに博士前期課程においては、修士論文研究又は課題研究等において、修得した知識を実践的な課題に適用し、研究活動を通じた論文作成で学位取得に繋げるようになっており、これらのカリキュラムにより、情報科学に関わる分野の広がりを常に最新の研究をもとに俯瞰できる先端情報科学人材を養成します。 また、博士後期課程においては、博士論文研究を通じて、情報科学に関する先端的な技術や方法を実践的な課題解決に応用する能力を身につけます。これらのカリキュラムにより、情報科学に関わる分野の広がりを常に最新の研究をもとに俯瞰でき、さらに技術イノベーションを自ら生み出すことのできる先端情報科学人材を養成します。 なお、本プログラムには国立情報学研究所と連携した先端的なソフトウェア工学に関する講義群があります。

●先端知識科学プログラム[博士後期課程]
先端科学技術研究科は、個人・組織・社会・自然の営みとして知識創造という視点から、人文科学・社会科学・認知科学・情報科学・システム科学分野の諸学問を再編・融合し、社会からの多様なニーズに応える教育・研究体制を整備しています。その一環として東京社会人コースでは、博士前期課程プログラムとして「技術経営(MOT)プログラム」「サービス経営(MOS)プログラム」「医療サービスサイエンス(MSS)プログラム」を用意し、実践現場での知を学術的に取り扱い知識創造につなげるための教育・研究活動を展開しています。これらを基盤としつつ、本プログラムは東京サテライトに設置する博士後期課程プログラムとして、知識科学全般にわたる高度な専門知識・技術を教授するとともに、高度な研究能力と実践力を持つ専門職および知識科学研究者の育成を目指します。

東京サテライトとは

複合的な機能を持った教育研究拠点として、東京サテライトを開設しています。東京サテライトは、JR「品川」駅港南口から徒歩3分、京浜急行「品川」駅高輪口から徒歩5分という交通至便な場所に建つ「品川インターシティ」のA棟19階にあります。
インターネットを利用し学内ネットワーク(LAN)にアクセスできるSSL-VPNサービスを実施。例えば、自宅や会社のパソコンから学内LAN上でサービスされている文献検索や語学学習などのオンラインシステムを利用することができるので、時間を有効に活用して研究を行うことが可能です。

東京サテライトでの学修

東京サテライトへの入学は社会人に限っており、産業界の最前線を支える向学心旺盛な30〜40歳代が約4分の3を占めています。敢えて外国人留学生の入学や石川キャンパス在学者の履修は認めず、授業は平日の夜間と土曜・日曜に開講し、現職社会人に特化した実践的かつ先鋭的な大学院教育を行っており、東京都内に母校の大学院があっても本学を選択して入学した方も数多く在学中です。
東京サテライトでは、授業、研究指導、自習等のスペース、書庫、事務室等を有するほか、すべての学修室にテレビ会議システムを設置し、教員が石川キャンパスにいても常時直接的な遠隔指導を可能としています。なお、東京サテライトの社会人コースも標準修業年限は石川キャンパスと同一で、博士前期課程は2年、博士後期課程は3年です。
また、標準修業年限を超えて一定期間にわたり計画的に履修する長期履修制度(授業料総額は標準修業年限分)や、東京社会人コース(博士前期課程・博士後期課程)にあっては、学費の一部が公共職業安定所(ハローワーク)から還付される教育訓練給付制度の適用が認められる場合もあります。詳細は入学後に通知します。