進みたい方向や学ぶ目的を整理したら、志望校を具体的に絞っていきましょう。
自分が学びたい内容を学べるのか、得たい資格を得られるのか、学び続けられそうなしくみになっているのか。教授陣や施設などの学ぶ環境、立地や学費も含めて、自分に合った大学院を選ぶために、各大学院や研究科を調べましょう。

まず、この『大学院へ行こう!』のように、自分の条件に合った大学院を検索でき、各大学院の概要を掲載している情報サイトを活用して、気になる大学院を絞っていくのがお薦めです。
各大学院の概要を把握し、気になる大学院を選んだら『大学院へ行こう!』の複数校の資料を一度に請求できる機能を使って、詳細資料を手に入れましょう。
資料請求と同時に、各大学院の公式サイトの内容をチェックしましょう。
定期的に公式サイトをチェックしておくと、入試情報や入試説明会、公開講座などの新しい情報をタイムリーに得られます。
自分が希望する研究が行えるかを確かめるために、各大学院・研究科が開催する説明会に参加してみましょう。説明会では、研究科の概要や入試制度、奨学金制度などの案内に加え、教授による模擬授業や、研究室での体験プログラムが行われる場合もあります。オンラインで開催する大学院も多く、教職員への個別質問会をオンラインで実施する大学院もあります。
なお、説明会への参加は、事前申し込みが必要な場合もあるため、各大学院の公式サイトで必ず確認してください。
本サイトの「イベント情報」ページでも各大学院の最新イベント情報を確認できます。
・大学院へのアクセス
・カリキュラムと履修のしやすさ
・自分が取り組みたい研究ができるか
・資格取得に関する支援
・修了生の進路先
・入試内容や入試日程
有意義な大学院生活を送るために、下記の観点を参考に、自分が学びたい教授の研究内容や研究室の環境をできる限り確かめておくのがよいでしょう。
大学院の学びや研究は、専門性が高く、より高度な内容になります。自分が希望する研究に取り組めるか、師事したい教授がいるかなどは、大学院選びの重要なポイントです。
教授の研究テーマは、その著書や大学の紹介資料を読むと、ある程度把握できます。理工系の場合は、志望する研究室への訪問を申し込み、事前に教授と研究内容について意見を交わしながら、その研究科への進学が適しているか検討することも少なくないようです。
いずれの専攻でも、教授や研究室に訪ねる機会を大切にし、訪問が難しい場合は志望する大学院で行われるキャンパスツアーなどの機会を活用しましょう。
研究を進める上で研究資金は欠かせません。そのため、志望する研究室に十分な研究資金があるかどうかは、大学院選びの重要なポイントになります。国から事業指定や科学研究費助成事業など を受けているか、志望する研究室のウェブサイトや日本学術振興会のウェブサイトなどで確認できます。大学院と研究室が企業と連携して共同研究を行い、研究資金を確保している場合もあるので、調べておくとよいでしょう 。
長期計画に基づいて大学院進学を検討している場合は、志願先で科目等履修生になり、希望する教授の講義を受けて内容を確かめる方法があります。修得単位がを正規入学後の修了要件の単位として認定される大学院もあるので、事前に確認しておきましょう。
また、1回から講座を受けられる公開講座に参加してみるのも一案です。
希望する教授の授業を受ける機会がないか、志望大学院の科目等履修制度や、公開講座の受講生募集のお知らせなどを日頃からチェックしておくことをお薦めします。
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