近畿大学大学院

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研究科・専攻

実学社会起業イノベーション学位プログラム

文理の垣根を超えた学位プログラムとして、起業やイノベーション創生を通じて社会課題を解決する人材の養成をめざし、2023年4月に開設しました。それぞれの分野で活躍されている起業家をはじめ、国内外の研究機関・行政・コンサル企業などから経験豊富な実務家教員を招請し実践的なカリキュラムを用意しています。また、1年生の後期にはスタートアップなどの現場で2カ月以上のインターンシップを行い、実際の現場に出て挑戦していただきます。さらに文系教員1名+理系教員1名+学外メンター1名の合計3名と多様な学部出身者複数名で構成される学生チーム制を導入し、充実したメンタリング体制を構築しています。
大学の出身学部や専門分野は不問で、すでに起業している方・これから起業をめざす方、社会課題解決に向けてチャレンジしたい方、社会人も含めて幅広く受け入れます。

法学研究科

六法をはじめとする主要実定法科目から法制史・比較法などの基礎法科目、行政学・公共政策などの政治学関係科目まで多様な専修科目を置いて、法と政治に関する専門的知識を修得し高度な専門職で活躍する人材を育成します。教育課程の特徴は、本学の建学の精神である「実学教育」を実現するために、学理と実務を架橋する科目を多く置いていることです (たとえば税理士や司法書士の業に就くために有益な税法関連科目や不動産登記法・商業登記法など)。特に租税法を専修した場合には、修士の学位等による税理士試験科目免除申請の対象となります(国税審議会の認定を経て税理士試験の税法3科目中2科目免除)。社会人のために平日夜間・土曜日にオンラインで開講する科目も設置しています。
院生研究室には、個別の机・椅子・wifi環境及び書棚を割り当てるとともに、院生間での討議のために会議区画も用意しています。

商学研究科

本研究科は、商学、 経営学、会計学、ITビジネス、キャリア・マネジメント学、スポーツマネジメントの6つの分野のうち、いずれかの分野に軸足を置いて高度な専門知識を修得し、実務界・学界等で活躍・貢献できる人材の育成を目指しています。いずれの分野においても、現実を分析する鋭い洞察力を獲得し、課題を正確に認識できる理解力を向上させ、解決方策を探求・評価・選択できる判断力を育成します。特に博士前期課程では、それらの6つの分野に関心を持ち、高度な専門知識の修得に意欲を持つ人を積極的に受け入れ、博士後期課程では、専攻しようとする分野について、将来、研究者になることを目指し、より高度な専門知識と豊かな学識の修得に意欲を持つ人を受け入れています。

経済学研究科

研究者や専門職の養成を目指しており、「実学の精神」を重視し、現実の経済・社会が直面する課題の調査・研究をできるよう指導している点に特徴があります。博士前期課程では、理論・計量分析、公共政策・産業、国際経済・歴史の3分野において、少人数教育により系統的な講義科目(各2単位)の修得を目指します。博士後期課程では、指導教員と、関連分野の副指導教員との「複数指導体制」によって博士学位の取得を目指します。専門職の養成という観点から、社会人のための夜間主コースを開設するとともに、教職資格(高等学校教諭専修免許状)の取得に必要な講義科目も開講しています。
博士前期課程の社会人院生には、社会的問題の解決に向けた実践的活用が具体的かつ明確な特定の課題を対象とする研究成果を、修士論文と同等に評価して修士の学位を授与する制度を設けています。

総合理工学研究科

理学、物質系工学、メカニックス系工学、エレクトロニクス系工学、環境系工学、建築デザイン、東大阪モノづくりの7専攻で構成され、幅広い研究領域をカバーしていることが本研究科の特色です。それぞれの専攻に博士前期・後期課程を設置しています(建築デザイン専攻を除く)。近畿大学の持つ総合性を最大限に引き出す画期的なシステムで、未知なる分野を開拓し、新技術を創造する未来志向の人材や未知の研究分野を切り開く研究者、さらには研究成果を継承し次世代を育てる人材を育成します。各専攻を横断する自由な研究、高次元の学際的な研究・教育も本研究科の特色です。また、私立大学としては類例のない施設・設備を用いて各教員の優れた研究成果に支えられた充実した教育が受けられます。

薬学研究科

医療薬学科(6年制)の卒業生を対象とする「薬学専攻博士課程」と創薬科学科(4年制)の卒業生を対象とした「薬科学専攻博士前期・後期課程」を設置しています。「薬学専攻」では、臨床に精通した薬剤師の立場から大学、研究所、企業等で医薬品の研究・開発に携わる人材を育成しています。さらに、近畿大学病院や奈良病院の薬剤部、堺市立総合医療センター、スギ薬局などと連携し、薬物療法に貢献するための臨床薬学研究を行い、医療機関において指導的立場で臨床業務と研究に携わる人材の育成を目指しています。一方、「薬科学専攻」では、創薬あるいは生命薬学に関連する研究を行い、大学、研究所、企業などで医薬品の創薬研究や臨床開発を担う人材を育成しています。

総合文化研究科

総合文化研究科は、文芸学部と総合社会学部の上に立つ大学院として、2014年度に発足しました。日本文学専攻、英語英米文学専攻、文化・社会学専攻、心理学専攻から構成され、言語、文学、芸術、文化、歴史、社会、心理など人間の営みに関わる多方面の教育・研究を行っています。それぞれの分野で用いられている研究手法も様々です。その多様性は、各専攻の院生が提出する修士論文のテーマに反映されています。 本研究科では、それぞれの専門分野の知識や技能を修得し研究能力を有する専門家、境界を超えて他ジャンルと交差・交流するなかで柔軟で幅広い教養と豊かな創造力をもった人材の育成をめざしています。

農学研究科

世界初のクローン牛の誕生やクロマグロの完全養殖に見られるように、本研究科は、農林水産業と密接に関連した分野の教育・研究に重点を置いています。そして、明日の農業関連産業を牽引し、発展させる人材を育成し、社会に送り出すことを目指しています。地球温暖化、資源の枯渇、地球規模での環境汚染、人口増大による食料危機など、人類の存亡にかかわる問題が生じていますが、独創的かつ実効性の高い研究に取り組みながら、主体的にこれらの課題に取り組み、解決する能力を備えた人材の育成をめざして教育を実践しています。

医学研究科

本研究科では、「専攻分野に関する確かな学識と倫理的正当性に裏付けされた研究活動を自立して行い、自らの医療実践の中に課題を求め、その解決によって医療をさらに発展させる高度医療人」の育成を目指しています。基礎研究が直ちに治療の現場に活かされる時代に即応するため、基礎医学系専攻分野で先行して実施していた社会人入学制度を、初期臨床研修2年目の医師を対象として臨床医学系専攻分野にも導入、さらにAdvance Research Training制度により、優秀な医学部学生に大学院の共通講義を受講させ、初期研修初年から社会人大学院生として受け容れる制度も開始しました。多様化するニーズに対応した個別化医療を実践できるがんプロコンソーシアムによるがん専門医療人養成コースや医学物理学など、専門コースの充実も特色としています。

生物理工学研究科

本研究科は生物工学専攻と生体システム工学専攻の2専攻で構成され、理学・農学・工学・医学の知識を駆使して生命現象や生物・生体の優れた機能と仕組みを解明することで、生物系と理工系の科学・技術を融合した新しい学際的研究分野を開拓します。この結果を医療、医用・福祉機器、コンピュータ技術などに応用することで、人類社会の持続的発展に貢献できる研究者・技術者を育成することが目標です。両専攻ともにも博士前期・後期課程を設置しており、21世紀COEプログラムや組織的な大学院教育改革推進プログラムの実施歴を持ち、高いレベルの教育と研究の場を提供しています。

システム工学研究科

人間と自然が共存できる社会の構築に寄与することを理念とし、実益的な技術との連結を重視しながら、多分野にわたる広いシステム的思考に基づいて、ますます複雑化する技術課題に、多様な解決策を提言できる研究者や高度専門技術者の育成を目指しています。博士前期課程では、学士課程に対応した「生物化学コース」「機械工学コース」「ロボティクスコース」「電子情報工学コース」「情報コース」「建築コース」の6つの学問分野についてカリキュラムを組み、高度専門的な教育・研究体制を採用しています。博士後期課程では、主体的に研究活動を展開することにより、広い視野に基づく総合力としての高度専門技術をさらに深化、発展させます。

産業理工学研究科

本研究科では、ますます厳しさを増す国際情勢の中、技術立国日本を支えるための最先端の産業技術に即した実践的な知識、技術を修得し、協調性を持ち、社会のグローバル化に対応できる人材を育成します。「生物環境化学コース」「電子情報工学コース」「社会環境科学コース」の幅広いカリキュラムにおいて多様な人材を受け入れ、高度専門職を目指した教育を実践しています。たとえば、病気治療に変革を起こす遺伝子医薬、多様なエネルギーアクセスを可能にする高性能電池、強靭なインフラ構築を目指した次世代光ファイバ通信、心理的な行動への影響を考慮した持続可能な都市計画、森林の持つ公益的機能・多面的価値の研究などに取組んでいます。

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