研究科・専攻
バイオ環境研究科 バイオ環境専攻(博士課程前期/博士課程後期)
技術開発や最先端研究に取り組める技術者へ
未来の地球環境創出のためには、生命/食料/環境/農業についての総合的な「バイオ環境科学」を身につけることが必要です。2025年から2学科体制に変わる学部に合わせて、大学院もより統合的な教育・研究体制になります。FuBEIC(未来バイオ環境共創センター)を核にした総合的研究、ゲノム解析やビックデータ解析を取り入れた最先端の演習、SDGs関連の文理融合教育を行います。さらに、学内の4学部や他大学・研究機関などとの連携はもとより、OICK(オープンイノベーションセンター・亀岡)を中心に多くの企業や自治体との共同研究を進めることで、バイオ環境の維持・発展のための新技術開発から社会実装までを視野に入れた研究教育を推進します。
工学研究科 機械電気システム工学専攻(博士課程前期/博士課程後期)
新たな技術や学問を創り出せる人材を育成
次世代の電気機械システムに必須の高度な専門知識を修得し、新しい発想で産業にイノベーションをもたらして新たな価値を生み出すことができる高度専門技術者・研究者の育成を目指します。博士課程後期では、社会的な課題を解決に導いていく問題発見・解決能力の育成にも力を注ぎます。
経営学研究科 経営管理専攻(ビジネススクール)(修士課程)
グローバルな視点から物事を考え、様々な変化に対応できる経営人材を育成
デジタル化、AIなどの技術革新、環境・社会への意識の高まりにより予測が難しい時代において、変化に対応し、イノベーションを生み出す人材を養成するため、実務家や研究者からなるグローバルな教員陣が、経営・経済学に加え、DXなどの先端領域を教え、多岐にわたる専門知識と論理的思考力のある人材を育成します。
具体的には、既にエンジニアバックグラウンドのある社会人等に対しては、経営管理学の基礎を十分に身につけて企業経営全般に関わる意思決定と実行が担当できる経営人材へと養成します。文科系人材に対しては、今後のビジネスモデル構築、新商品・サービスの供給、社内資源の効率活用・業務運営に欠かすことのできないテクノロジーに関する正確な知見を身につけて、既成概念や古い経営手法にとらわれない企業変革に貢献できる人材へと養成します。
経済学研究科 経済学専攻(修士課程)
現代社会の構造や人間行動を深く分析し、社会のさまざまな課題を解決に導く人材を養成
経済学研究科は2つの専門コースから構成されます。「データサイエンスと行動経済学コース」では、経済学とデータ解析の専門技術を応用し、直面する諸課題に対する提案能力を醸成します。一方、「税理士養成コース」では、税理士資格取得を目指す人に修士論文作成のサポートとともに、相続や経営に関する支援業務の専門知識を有する実務に役立つ人材を育成します。
人間文化研究科 人間文化専攻(修士課程)
文化・社会・人の心を探究。資格取得にも有利
価値観の多様化が進む中、人の生き方や社会システム、文化の機能などを再評価する研究が求められています。「文化研究」「社会情報」「心理学」の3つの領域を組み合わせて学び、現代の課題にアプローチします。(公財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院に認定されており、臨床心理学コースでは「臨床心理士」と「公認心理師*」の両方の受験資格が取得できます。また、文化研究コースと社会情報コースでは中学校教諭(社会)の専修免許が、加えて文化研究コースでは高等学校教諭(地理歴史)の専修免許が取得できます。