名城大学大学院

[私立]

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研究科・専攻

研究科・専攻

総合学術研究科

「自然と人間の共生」をテーマに学際的研究を推進

総合学術研究科は細分化された専門分野の枠を超えたより広い視野から自然や環境問題、人間の幸福・生きがいを追求する文理融合型の研究科です。また、学部を持たない独立研究科で、多様な学部からの進学者だけでなく、多くの社会人入学生者も受け入れているのが特徴です。春季・秋季に開催される総合コアプログラムでは、専任教員・外部講師の講演、大学院生の研究発表等を行っています。学外研究機関と連携した三河湾での海洋環境調査実習や、2001年ノーベル化学賞受賞者の野依良治客員教授を招いての野依セミナーを毎年行うなど、さまざまな体験と議論を通して高度な教養と思考力・研究力を身につけた人材の育成に取り組んでいます。

法学研究科

海外との都的交流を進め、幅広く高度な専門知識を修得

法学研究科は、変動する国内外の法的・政治的分野及びその交錯する分野に関して、規範と実践の両面から研究または実務を行う人材の養成を目的としており、大学院生の多様な研究目的に対応できる、幅広く高度な専門知識を修得可能な授業科目を配置しています。修士課程1年生から指導教員を決定し、研究上のきめ細かい指導が行えるような体制を整えて、さらにハワイ大学ロースクールや中国の清華大学、韓国の高麗大学等との間に学術交流協定を締結し、定期的に国際的な研究交流活動を行っています。また、日本行政書士会との交流を進めており、毎年、行政書士向けの講座を開設して、多くの受講生を受け入れています。

経営学研究科

経営のグローバル化に対応する2つのコース制

経営学研究科では、「経営学・ものづくりシステムコース」、「会計学・ファイナンスコース」の2コース制を導入し、企業経営のグローバル化に対応しうる高度専門職業人の育成をめざしています。「ものづくり」関連科目においては、わが国製造業の第一線企業の実務家等を講師に招き、産学協同、文理融合型の特色ある実践的教育・研究を進めています。社会人学生は、職場に根ざした問題の解決策をまとめ、高い評価を得ています。また、「会計学・ファイナンスコース」を修了した学生は、税理士、会計士の道に進み「名城大学会計人会」のネットワークで連携しています。

経済学研究科

外国人留学生や社会人にも広く門戸を開放

経済学研究科では、修士課程・博士後期課程ともに、「理論経済・経済史分野」「経済政策分野」「現代産業構造分野」の3専修分野の中から一つの専修分野を定め、その分野に属する科目を担当する教員を指導教員として優れた修士論文の作成をめざしています。また、大学院生による研究発表会を定期的に開催。修士論文の作成に向けて、研究成果を教員や他の大学院生の前で発表する機会で、指導教員以外の教員からもさまざまな質問・指摘を受けることで、自らの研究を客観的にとらえ直し、視野を広げる契機となっています。同時に、公の場で活発な議論を交わし、さまざまなチャレンジを受けることが、研究者としての一歩を踏み出すための成長のばねになっています。

理工学研究科

多彩な分野で最先端の研究を展開

学部各学科の専門基礎教育を基盤とする修士課程、さらに修士課程の各専攻を基礎とする博士後期課程を設けています。各専攻では、学生と教員が一体となって最先端分野の研究テーマに取り組み、その研究成果を国内外の学会に発表しています。こうした教育研究活動の実績とポテンシャルの高さは広く認められており、文部科学省によるさまざまな学術研究高度化推進事業の拠点として選定されています。また、産学連携による実用化を見据えた共同研究を数多く推進することにより、LED関連技術の研究開発拠点として、新たな産業の創出や地域産業の活性化に貢献することを目的とする「LED共同研究センター」があるのも特徴です。近年企業からの求人も大学院修了者を重視する傾向があり、高度な教育研究活動を通じて自己の付加価値を一層高める事をめざして、進学希望者も年々増加しています。

農学研究科

研究活動のさらなる国際化をめざして

農学研究科は、多様な生物資源の有効利用と安定的な生物生産、生命現象・食品機能・生物機能および生物と人と自然との調和の取れた環境の創出などについて、広い視野に立った精深な学識の涵養を図るとともに、高度な研究能力・専門技術を担うための卓越した能力を培っています。また、近年アジア地域の大学と積極的に学術交流を進めています。2010年以降、本研究科はタイのキングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)生物資源工科研究科、中国の三峡大学化学・生命科学学院、インドネシアのブラウィジャヤ大学数理自然科学部の3校と学術交流協定を締結しており、国際交流の場として、今後ますます発展していくことが期待されます。

薬学研究科

「名古屋大学医学部・大学院医学系研究科との学術交流」への取り組み

薬学研究科博士課程は、薬学領域における学術高度化に貢献でき、国民の健康維持・増進と医療の発展をより一層推進できる独創的で創造的な高い研究力、新しい職能を開拓できる高度な専門性と技術・指導力を兼ね備えた"薬学のスペシャリストの養成"を目的としています。また、医薬統合をめざす教育研究にも積極的に取り組み、2012年3月に名古屋大学医学部・大学院医学系研究科と学術交流に関する協定書を締結しました。具体的な取り組みとして、2013年度から、研究科相互の講義の開放、研究指導の実施など、薬学生と医学生とが共に学ぶ環境を整備し、医学のマインドを持った薬学研究者の育成を推進しています。

都市情報学研究科

サービスサイエンスを志向する都市科学研究

都市情報学研究科は、「社会システム学」「都市創造学」の2つの専修分野から構成され、新たな価値を創造する『サービスサイエンス』の観点を取り入れた、新しい時代の理想的な都市社会を創造するエキスパートの養成を目的としています。都市情報学研究科での新たな学びを通して、既存の方法では解決しない問題を、AIを含む革新的な技術及びデータサイエンス手法等で解決する能力や、異分野で開発された解決策を創造的にアレンジし適用する能力を培い、大学院修了後の社会実践力を養成しています。

人間学研究科

実体験を通した高度のコミュニケーション能力の養成をめざす人間学研究の促進

人間学研究科では、人間に関するテーマを探究・展開できる研究能力とともに、総合的で柔軟な判断力、多元的・複雑化した社会で求められるコミュニケーション能力、高い公共性と倫理性を備えた人材を養成することを目的としており、「心理系」「社会・教育系」「国際・コミュニケーション系」の3領域で学んだ研究手法を、コミュニケーション特別演習や学外語学研修の研修先での実体験に応用して、さらに高度なコミュニケーション能力を体得することができます。そのため、海外で活躍したい方、公務員をめざす方にも最適な教育課程になっています。


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https://www.meijo-u.ac.jp/admissions/examination/graduate/