研究科・専攻
経済学研究科(修士課程/ 博士後期課程)
経済学・経営学の専門的知識を持つ高度職業人・研究者を育成する
複雑化・多様化を増す現代社会の中で、問題解決のために必要な知識はきわめて高度化しており、これら専門知識において洞察力に満ちたスペシャリストの必要性は以前にもまして高まっています。本研究科では、経済学、経営学のそれぞれの分野の専門的知識を持つ高度職業人、創造性豊かな研究者を育成します。
大学院生の研究テーマ(抜粋)
開発途上都市における公共交通に対しての市民意識に関する研究ーハノイ市を事例にー / 農業のサービス化に向けたビジネスモデルの提案 / 経済反グローバル化の研究 / 日本における現存会計の現代的課題に関する研究 / Eコマース企業におけるアライアンスとユーザーイノベーションを通じたビジネスモデルの構築 / 中国小売業における両利き経営の考察―mumusoを中心に― / 地域公共交通利用者の満足度を構成する要因に関する研究 など
税理士試験と科目免除について
経済学研究科で修士論文を作成し修士の学位を取得することで、国税審議会に対して税理士試験科目(一部)の免除申請を行うことができます。
社会学研究科(修士課程/ 博士後期課程)
現代社会が抱える諸問題を解明し、グローバルに貢献できる人材を育成する
複雑に絡み合うさまざまな社会問題には、幅広い視点からのアプロ―チが必要です。本研究科では、1つの領域にとらわれない幅広い関連領域からアプローチすることができる研究者が揃っています。また、中国やベトナムをはじめとするアジア諸国からの留学生や、社会人を積極的に受け入れています。多様な背景をもつ院生が、活躍の場を広げられるよう、人材の育成に努めています。
大学院生の研究テーマ(抜粋)
高齢者の孤独と社会的孤立に関する一考察 / 福祉医療システムの現状と課題 / 社会における他者に対する信頼と距離感の関係 / 鉄道ファンの社会学的研究 /現代中国における高学歴若者の旅行経験と意識 など
物流情報学研究科(修士課程/ 博士後期課程)
ビジネスの最先端的分野「ロジスティクス」を究める
経済のグローバル化が進展する一方で、その先行きはますます見えづらくなっています。このような時こそ、企業においては生産から流通、消費までのサプライチェーンにおけるモノおよび情報の一連の流れを効果的に管理する「ロジスティクス」の重要性が増します。物流情報学研究科では、「ロジスティクス」関連分野の専門的知識を有する高度職業人の養成、創造性豊かな研究者の育成を目標にしています。
大学院生の研究テーマ(抜粋)
ロジスティクス・ネットワーク設計問題のためのWEBアプリケーションの開発 / 食品廃棄を抑制するための研究 / 中国におけるネットスーパーの現状と今後の取り組み / トラックドライバーの労働環境改善に向けたパレット化の推進について など
法学研究科(修士課程)
国際的視野と「ガバナンス」の視点をもった人材を育成する
これまでの伝統的な二項対立的図式(「支配者と被支配者」「国家と市民」「権利と義務」など)では、現代社会の困難な諸課題を解決することは難しくなっています。上位者による統治ではなく、多様な利害関係者による共治の視点が重要です。法学研究科では、多様な利害を理解し複眼的な分析視点をもち、国際的視野も備えて、諸課題についての解決に取り組める専門性をもった人材を育成することをめざします。
大学院生の研究テーマ(抜粋)
個人情報の保護 / アジア諸国の成年後見制度 / 企業の内部統制システム / 外国人在留制度 など
スポーツ健康科学研究科(修士課程)
スポーツ・体育の発展・促進・普及に関わる人材を育成する
近年、心身の健康問題が注目されている中、文部科学省は「総合型地域スポーツクラブ」、厚生労働省は「健康日本21」を通して、国民のすべてがスポーツを生活化できるような環境を整えようとしています。スポーツ健康科学研究科では、このような国の施策などを推進していく人材、とくに地域における生涯スポーツや競技スポーツのプロモーションリーダーの養成をめざしています。
大学院生の研究テーマ(抜粋)
地域スポーツクラブの組織・運営に関する研究 / 子どもの運動・スポーツプログラムに関する研究 / 中高齢者の健康運動処方に関する研究 / 競技者のトレーニング/コンディショニングに関する研究 / スポーツ技術に関する研究 / 保健体育教材・指導法に関する研究 など