カリキュラム
学びのポイント
3つのポイント
Point 1|豊富な実習先で現場経験を積む
山梨県内唯一の(公財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院である強みを活かし、保健医療分野、教育分野、福祉分野など、県内の多くの機関と連携しています。実習は450時間以上にもおよび、それぞれの機関の特徴や、その中で公認心理師や臨床心理士としての働き方を学びます。実習の他にも、ボランティアとして現場に触れる機会もあります。
Point 2|臨床経験豊かな教員によるスーパーヴィジョン
大学附属の心理臨床センターや学外実習等でケースを担当する学生は、ケースについてのスーパーヴィジョン(臨床指導)を臨床経験豊富な教員から受けながら臨床の技術を磨くことができます。
Point 3|専任教員の数が多く手厚い指導体制
現場の第一線で活躍している公認心理師や臨床心理士が教員に多いのが本大学院の最大の特徴です。研究法や心理学統計などの心理学を専門とする教員による研究指導体制も充実しています。その他の臨床や研究の一つひとつに対して、きめ細やかな個別指導を行っています。
カリキュラム編成
保健医療分野、教育分野、福祉分野などの関係施設で
実践的に活躍できる高度の専門的職業人を育成します
急速に進む情報メディアの多様化やボーダレス化、技術の高度化によって、人間文化は新しい大きな可能性に直面しています。同時に急速な進歩と環境の変化は、精神活動に大きな負担を与え、社会や教育のいろいろな現場で、「心の問題」がとても重要になってきました。これらの社会的要請でも特に心の問題に焦点をあて、より臨床心理学の研究を深めるために、2004年4月、山梨英和大学大学院人間文化研究科臨床心理学専攻(修士課程)を開設しました。
ここでは、保健医療分野、教育分野、福祉分野などの関係施設で実践的に活躍できる高度な専門的職業人の育成に力を入れ構成しています。同時に、公認心理師の受験資格および臨床心理士資格認定試験の受験資格を満たすために必要な科目も開設する等配慮されています。
基幹科目
【臨床心理学の基礎及び実践に関する理論を踏まえた各領域の問題解決の方法を学ぶと同時に、学生各自の研究テーマに関連付けていくための科目群】
区分 | 科目名 | |
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専門理論 | 方法と基礎 |
・人格心理学特論 ・家族心理学特論※ ・犯罪心理学特論※ ・産業・労働分野に関する理論と支援の展開※ |
臨床と教育 | ・臨床心理学特論T・U ・発達臨床心理学特論 ・障害者(児)臨床心理学特論※ ・教育分野に関する理論と支援の展開※ ・心の健康教育に関する理論と実践※ |
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生命と活動 | ・精神医学特論※ ・投映法特論 ・心理療法特論T〜V ・生と死の臨床特論 |
※は公認心理師に対応する科目
臨床科目
【臨床場面で的確な援助を行うための、実践に不可欠な基礎と実際を修得するための科目】
すべて必修科目です。
区分 | 科目名 | |
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臨床科目 | ・臨床心理面接特論T※ ・臨床心理面接特論U ・臨床心理査定演習T※ ・臨床心理査定演習U ・臨床心理基礎実習 ・臨床心理実習TA〜TD※ ・臨床心理実習U |
※は公認心理師に対応する科目
研究科目
【実証的な研究方法と心理臨床の実践現場における研究方法について理解を深めると同時に、将来進みたいと考える臨床心理学分野で、自分の興味のあるテーマについて研究する科目】
区分 | 科目名 | |
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研究科目 | ・心理統計法特論 ・心理学研究法特論 ・修士論文(必修)
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