皇學館大学大学院

[私立]

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研究科・専攻
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研究科・専攻

文学研究科

神宮の鎮まる伊勢で、日本の歴史、文学、神道について学ぶ

文学研究科には神道学・国文学・国史学の3専攻があります。
指導教員は、それぞれの専門分野において研究成果をあげており、学生は少人数のゼミで教員の薫陶を受け、専攻分野における深い学識と研究能力を養っています。
博士前期課程では専門的で広い視野をもち高度な学識を修得することが可能です。
博士後期課程では自立して研究を行う為に必要な能力と、その基礎となる学識を深めます。

豊富な貴重文献、史資料を所蔵。充実した収蔵展示施設も隣接し、直接利用が可能

本学は伊勢神宮と密接な関係にあり、日本の歴史や伝統文化の研究に最適な環境です。貴重文献含む約46万冊の蔵書を所蔵する附属図書館、神道および考古資料・文化資料を収蔵展示する佐川記念神道博物館など、施設も充実。また神宮の施設である貴重文献・資料を所蔵する「神宮文庫」、御装束神宝や歴史・考古・美術工芸品など約13,000点を収蔵展示する博物館「神宮徴古館」、皇室御賜下品、神宮の祭典御料、農林水産資料などを収蔵・展示する「神宮農業館」などがキャンパスに隣接しており、直接利用することができます。

神道古典、古典文学、日本中世史・近世史など、科目も充実

講義「神道古典特殊講義Ⅰ・Ⅱ」

古事記・日本書紀・風土記を中心として、日本神話や説話伝承の特色、宗教的・文化的意義について講義します。
最新の研究成果を紹介しながら、これからの研究方法を考えていきます。

講義「古典文学特殊講義ⅠC・ⅡC」

古典文学作品へのアプローチとして、俗語訳(口語訳)を取り上げ、それが近世期を通して成立し、国文学を理解し研究する方法として定着する過程を探究します。

講義「国史学特殊講義ⅠA・ⅡA」

古代史の基礎史料である『令集解』を中心に、史料の内容を的確に読解し、これまでの研究史をふまえながら自身の考察を深め、律令の制度を総合的に理解する力をつちかいます。

講義「国史学特殊講義ⅠB・ⅡB」

『武家年代記』裏書(南北朝時代)を綱文とし、その関連史料の蒐集・併読を通して南北朝時代史の諸相を考察します。

教育学研究科

複雑化する教育現場をリードできる高度専門職業人を育成

幅広い教養と高度な専門的知識を基に、現代の教育諸課題を解決すべく広い視野に立って、教育諸科学を学修します。
教育学や心理学などの専門的知識を活用することにより、実践的に対応することのできる、高度な専門職業人としての教員養成、実践的な教育研究者の養成、指導的教員の養成をめざしています。また、「昼夜開講制」を導入して、現職教員などの社会人受け入れを可能としています。

教育課題を理論的に認識し、解決に向けた実践的技能を修得

基礎科目

建学の精神に基づき、日本の歴史と文化を尊び、それを基礎に人間形成を企図する本学の教育方針を基に、教育学特論や教職特論など、全カリキュラムの基礎を身に付けます。

専門科目

教育科学分野、個別教育分野、教育課題分野により、理論と実践の融合を図ります。

演習・研究科目

個別の諸事例や具体例を示しながら、より専門的に研究を深めていきます。

実習科目

心理教育的アセスメントおよび学校カウンセリング・コンサルテーションの基礎実習を行います。

現職教員または社会人入学者については、「修士論文」に代えて「特定の課題についての研究の成果」を提出することが認められています。

「高度職業人」「教育研究者」「指導的教員」を養成する専門科目

それぞれの領域の最新知識や考え方を学修し、教育諸科学に関する土台形成を行う本専攻では、専門科目における3つの分野でめざす教育者の養成を行います。
高度専門職業人としての教員および指導的教員をめざす方は、教育科学分野を土台に、個別教育分野と教育課題分野の履修を行います。
教育研究者をめざす方は、教育科学分野を中心に履修した上で、個別教育分野と教育課題分野の履修を行います。修了すると、取得している一種免許の教科に合わせた専修免許が取得できます。また「学校心理士」資格に関する所定の8領域16単位を本学教育学専攻カリキュラムで開設しています。


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