相模女子大学大学院 栄養科学研究科

[私立]

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カリキュラム

学びのポイント

多角的アプローチにより高度な専門知識と研究能力を身に付ける

本研究科のカリキュラムは、生命体としてのヒトの生理機能や疾病の発症、病態にかかわる内容と、ヒトの生命維持の基本となる食にかかわる内容を2本の柱とし、栄養科学を病態栄養、保健栄養、栄養生理、食品栄養の4領域から総合的・体系的に学べるように授業科目を構成しています。

カリキュラム編成

◆基礎科目

栄養科学総論

教員がオムニバス形式で教壇に立ち、本研究科の教育・研究体系を構成する病態栄養、保健栄養、栄養生理、食品栄養の各領域に加え、栄養科学研究科の取り組みについて概観します。

◆専門科目

基礎栄養科学

ヒトを生命体として捉え、その生命体に備わった機能や疾病の発症、病態、治療、予防などにまつわる臨床栄養・公衆栄養の知識、および環境と生命体の健康・栄養とのかかわりの基礎を教授します。

応用栄養科学

ヒトの生命体としての機能について、疾病、栄養、遺伝子の相互作用、免疫・血液学の最新知見、食欲をつかさどる脳と食のかかわりなどを修得。さらに食品成分と疾病の予防・治療、バイオ食品など環境因子との関連についても教授します。

共通領域

基礎栄養科学と応用栄養科学の学習・研究で身に付けた幅広い知識を基礎として、実験・実習・演習を行う選択必修科目です。ここでは細胞生物学、脳・神経科学などにおける分析や研究のための実験・実習の手法を修得することにより、大学院修了後の生命科学研究に必要な手法を磨いていきます。

◆総合科目

総合栄養科学特論

メタボリック症候群の将来、スローフードと食文化の変遷、地域や社会における食育の現状と課題など、本研究科の研究に関連したテーマに取り組む研究者が、最新の研究成果を披露します。学外の研究者による講義・講演も織りまぜながらオムニバス形式で授業を進めます。

生命栄養科学特論

栄養学を人間の生命体に直接かかわる学問と位置付け、生命科学の知識を中心とした教育により、高度な人間性と職業倫理、専門知識を体得した研究者および教育者を養成します。病態栄養、保健栄養、栄養生理、食品栄養の4領域の教員がオムニバス形式で展開する博士後期課程の授業です。

特別研究

博士前期課程では修士論文または課題研究として、博士後期課程では博士論文として、研究の集大成となる授業です。実験・調査研究の立案、研究方法の確立、結果の解釈と考察、論文作成までの全工程について丁寧に指導します。