研究科・専攻
経済学研究科
自らの目標に合わせた学び方が可能

経済現象や企業経営に関する専門的な知識や理論の修得だけではなく、現実社会の諸問題に真摯に向き合い、それらを解決するための知識の運用能力の養成も目指しています。そのため博士課程前期を2コースに分け、研究者を育成する「研究コース」、高度な職業人を育成する「専修コース」(起業家・経営者人材育成、グローバル人材育成、プロフェッショナル人材育成)を設置しています。また社会人入試やシニア入試等を実施して、幅広い層の院生が社会的な刺激を共有しながら、自らの関心に即して経済学・経営学を探究できる環境を実現しています。
経済学専攻
理論・政策・歴史・社会の各分野の授業科目を開講。徹底した個人指導により論文作成能力だけでなく、発表機会を十分に設けることで研究発表能力、発信能力も身につけます。主な授業科目は産業経済学、医療経済論、農業経済学、国際経済学、ヨーロッパ経済史、社会保障論などです。
経営学専攻
経営・会計・商学・情報の各分野の授業科目を開講。徹底した個人指導により論文作成能力だけでなく、発表機会を十分に設けることで研究発表能力、発信能力も身につけます。主な授業科目は経営戦略論、人的資源論、マーケティング論、消費者行動論、管理会計論、情報管理論などです。
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法学研究科
徹底した少人数指導と充実した法学資料室を完備

法律学の教育研究を通して、博士課程前期においては、博士課程後期への進学を希望する学生に対して必要な専門知識・能力を育成するほか、豊かな創造性と幅広い素養を基礎に専門的な知識・能力を活かして企業実務に従事する職業人や公的機関の政策立案に携わる人材の育成を目的としています。また博士課程後期においては、高度な法律学等の教育を通して、豊富な専門知識と幅広い経験・素養を備えて、教育研究活動を自立して行う能力を有する人材の育成を目的としています。
法律学専攻
本研究科のカリキュラムは、学生個々に行う論文指導を中心とした研究指導と教員がその専門とする分野に関する授業を行う授業科目で構成されています。授業科目においても、少人数でのゼミナール形式で密度の高い授業を行っています。また、法学資料室には国内外の法令集・判例集約300種、法律関係の図書約20,000冊と雑誌約700種、さらに各種オンラインデータベースも備えられています。
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文学研究科
専門研究者のもと「人間の存在とは何か」を探究する6専攻

文学研究科でアプローチしているのは、「人間の存在とは何か」という問題です。この問いに対し人文科学の立場から考究することは極めて有益です。文学研究科では、成城という落ち着いた環境のもと、この問題にじっくり取り組むことができます。各専攻では、少人数教育により、専門は深く、関連分野は幅広く学ぶことを目指しています。専攻ごとに毎年紀要を発行し、大学院生も在学中から自らの論文を発表する機会があります。研究職はもちろん、教員・学芸員への就職にも、大学院進学は有益です。専門を活かして一般企業で活躍する人も数多く育っています。
国文学専攻
本専攻の学びの眼目は、「言葉・書物・人」です。政治・思想・教育・歴史も含めてその文事にかかわるすべてのいとなみを「文学」ととらえ、言葉はもとより、テクストが盛られる器であるところの書物、その書き手あるいは読み手であるところの人物、そして、そのすべてが生み出された時代相にまで着目していきます。第一線の研究者でもある専任教員による国文学(古代・中世・近世・近代)・国語学・漢文学科目のほか西欧との比較文学といった関連領域の科目も開講しています。
英文学専攻
英語学、英語文学、英語文化の3領域を理論と実践の両面から研究します。英語学では生成文法や語法、社会言語学、言語脳科学など、ことばの獲得・習得の実態を明らかにし、外国語指導・学習の諸問題に取り組みます。英語文学では、シェイクスピアのルネサンス期や北米のピューリタン時代から、モダニズムやその後の現代社会の多様性を反映する文学まで、英語圏の文学を幅広く対象として研究を進めます。英語文化研究では、英語圏地域の歴史、文化、社会を考察し、国際的な視野から、多様化する現代世界・現代社会の文化を理解し、受容する精神と方法を学びます。
日本常民文化専攻
日本史学・民俗学・文化人類学という三分野を研究教育の柱とし、それぞれの分野の研究者を専任教員として擁し専門的授業を開講。専任教員の研究テーマは「複数性の人類学」「民俗芸能の伝承実践の研究」「日本古代の氏族と地方支配制度」など多岐にわたります。カリキュラムは広い研究視野を持った研究者・教員および実務専門家の養成を目的として、三分野の授業が自由に選択できるように配慮されています。
美学・美術史専攻
美学、芸術学、美術史を三つの柱としています。美学のほか、芸術学は演劇学、音楽学、美術史は日本美術史、東洋美術史、西洋美術史の諸分野をそれぞれ専門とする専任教員の担当科目を開設しています。さらに美術館・博物館の学芸員志望者のための実務研修科目として美学・美術史インターンシップを設けています。学外の美術館・博物館の研修制度と連携し、作品調査や展覧会準備、資料情報管理、保存修復などの学芸活動を経験します。
コミュニケーション学専攻
コミュニケーション、マスコミュニケーションを、社会学、社会心理学、心理学を基礎とするコミュニケーション学の観点から専門的研究を進め、研究者を育成することを目的としています。コミュニケーションに関わる事柄について基礎的事項から最新の研究にいたるまで多角的に学ぶことができます。さらに本専攻には「川上宏奨学基金」という調査・研究活動奨励金を給付する制度があります。
ヨーロッパ文化専攻
ヨーロッパ文化専攻の研究領域は思想・文学・歴史・芸術・西洋古典学・言語学とヨーロッパの文化を対象として様々な分野にわたります。専門とする教員のもとで研究の手法を学び、深く追究するとともに、他領域の授業も履修することでヨーロッパについての学際的な視野と幅広い教養が身につきます。専任教員の研究テーマは「イソップ研究」「〈私〉の経験世界の記述」「ロラン・バルトにおける写真論」「カフカ研究」「20世紀フランス文学」などがあります。
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社会イノベーション研究科
「イノベーション」を社会科学の視点から考察する

イノベーションに焦点を置く問題志向・解決型の学際的研究に社会科学の領域において取り組みます。経済(政策)・経営(戦略)・心理・社会といった各研究領域を基盤として、学問横断的にも修得し考究していきます。博士課程前期では、高度な専門的知識と幅広い教養を具えた人材の育成を、博士課程後期では、自立した研究者として学問の発展に貢献できる人材の育成をめざしています。
社会イノベーション専攻
専任教員の中から研究テーマに応じて指導教員を1名定め、在学期間を通じて研究指導を受けます。 その際、各研究領域内での複数指導教員体制を確立しており、指導教員の他に、副指導教員による論文等の指導も受けます。教員の担当科目はイノベーション政策論研究、グローバル・イノベーション・マネジメント論研究、ヒューマンインターフェイス論研究、環境社会論研究などがあります。
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◆本学の募集要項はこちらから
https://admission.seijo.ac.jp/admission/graduate