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CLOSE UP!
ウェルビーイング研究科 研究科長
前野 隆司教授
ウェルビーイング学の発展を担い、ウェルビーイング社会への転換を先導する人材を育成する

CLOSE UP! 教員インタビュー

ウェルビーイング研究科

*2026年4月開設

ウェルビーイング学の発展を担い、ウェルビーイング社会への転換を先導する人材を育成する

ウェルビーイング研究科
研究科長
前野 隆司教授

1984年東京工業大学(現・東京科学大学)卒業、1986年同大学修士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授、慶應義塾大学教授等を経て現在武蔵野大学ウェルビーイング学部長。慶應義塾大学名誉教授。博士(工学)。ウェルビーイングの研究に従事。

ウェルビーイングに関する基礎研究から実用研究まで行う

これまでのご自身の研究成果についてお教えください。

これまで、ウェルビーイング(幸せ)やイノベーションについて、160編以上の論文と190編以上の国際学会発表をしてきました。その多くは指導した学生との共著です。また、研究の結果は、日本機械学会賞(論文)、日本ロボット学会論文賞、日本創造学会論文賞、日本バーチャルリアリティー学会論文賞、グッドデザイン賞など39の賞を受賞しました。具体的なウェルビーイングについての研究成果のひとつは、因子分析による幸せの4つの因子の導出です。幸せの4つの因子とは、やってみよう因子(自己実現と成長の因子)、ありがとう因子(つながりと感謝の因子)、なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)、ありのままに因子(独立と自分らしさの因子)です。つまり、夢や目標を持ち、多様な仲間と助け合い、前向きかつ自分らしく生きる人は幸せです。他にも、ウェルビーイングに関する基礎研究から実用研究まで、様々な研究を行っています。

研究のための研究ではなく、情熱を持ってより良い社会を創る

入ってこられる学生の研究テーマはどのようなものになりますでしょうか。

新設の研究科ですので、学生の研究テーマの実績はありませんが、私の大学教員歴30年の学生指導経験から考えますと、企業におけるウェルビーイング経営、地域の活性化とウェルビーイング、ウェルビーイングに関連した心理的要因の分析研究、個人の幸福度を向上させるワークショップの開発、など様々なテーマがありうると思います。もちろん、時代は変わっていきますので、もっと斬新なウェルビーイング研究もいろいろと出てくるでしょう。大学院の教員陣も、科学から哲学、基礎から実践まで、様々なバックグラウンドを持った教員がいますので、幅広い研究が可能です。要するに、学生のテーマに、何の制限もありません。ウェルビーイングに関連していれば、どんな研究でも行えます。研究のための研究ではなく、情熱を持って取り組み、世界を変革することにつながるスケールの大きい研究を行う方に来ていただきたいです。特に社会人経験豊富な社会人学生には、各人の経験に基づく切実で重要なテーマに取り組んでいただきたいですし、新卒学生の皆さんには現代社会をより良い社会へと大きく導くような研究を楽しみながら行っていただきたいです。

広い視野と利他性で資本主義の課題を力強く解決する人材を育成

大学院での学びを通じて、どのような人材を育成したいとお考えですか。

育成したい人材像は、世界を変える人材です。現代は資本主義の限界に直面する時代です。環境破壊、貧困・格差、戦争・紛争、パンデミック、人口減少。これらはいずれも資本主義の欠陥がもたらした災いです。資本主義の欠陥とは、個人個人が視野の狭窄と利己に陥りがちであるということです。広い視野で利他的に問題解決すべき上述の課題を構造的に解きにくい世界であるということです。このような社会を、みんなが幸せな社会に刷新するために、ウェルビーイングについての研究結果が役に立ちます。たとえば、1:視野の広い人は幸せ、2:利他的な人は幸せ、という2つの研究結果があります。人類が、広い視野を持ち、利他的になれば、あらゆる課題は解決できるのではないでしょうか。よって、育成したい人材は、ウェルビーイングの基本を身につけ、広い視野と利他性で資本主義の課題を力強く解決していく人材です。ロールモデルは、ブッダ。ブッダは2500年も前に「世界の生きとし生けるものの幸せ」を願いました。仏教の利他の思想です。なんて視野が広く利他的なのでしょう。生きとし生けるものが幸せな世界を、ともに創りましょう。

ウェルビーイングを学ぶための世界最先端の環境

どのような方に学んでほしいと考えていらっしゃいますか。

2026年4月、世界で初めて、修士(ウェルビーイング)、博士(ウェルビーイング)の学位を取得できる大学院が発足します。教員と客員教員、非常勤講師は、国内外におけるウェルビーイングについての最先端研究を行っている面々です。つまり、ウェルビーイングを学ぶんだったらここしかない、というべき大学院がはじまります。「世界の幸せをカタチにする。」をブランドステートメントにする武蔵野大学を象徴するような大学院が始まるのです。ここに入学する人たちには、単に研究を行うのみならず、現代社会の綻びを正し、生きとし生けるものが幸せな世界を構築するのだという気概を持った人であってほしいと強く思っています。高い研究能力と高い志をともに持っている方に受験していただきたいと思っています。ウェルビーイング革命です。維新の志士たちが集まる場です。


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