研究科・専攻
地域政策学研究科
地域経済政策専攻【博士前期課程】【博士後期課程】
グローバル・ローカルな観点から、地域の課題を発見し、政策を提言する
地域経済政策専攻では、地域政策の企画・立案・調整などに必要とされる実践力を備えた高度な職業人を育成します。本大学院の教育及び研究の特色は、「地域科学」と「地域研究」の連携と統合に重点をおき、国内外の地域社会の特性に対して「比較」の視点から考察を深めるところにあります。また、本学が立地している東大阪は、東アジアとの交流が深く、中小企業の集積地や流通の拠点として重要な役割を果たしています。つまり、グローバル・ローカルな観点から地域社会における問題の発見、問題の解決、有効な政策立案に関する教育・研究活動を進めるうえで、格好の条件が揃っています。日本ではこれまで中小企業の社会的分業生産システムが有効に機能してきました。しかしながら、環境・社会・ガバナンスの重要性が認識されるにつれ、企業経営の透明性を高め、企業ネットワークを構築することが求められています。本専攻では、グローバル・ローカルな観点から地域課題を解決し、政策立案を行える高度専門職業人および研究者を養成します。
科目紹介（一部）
マクロ経済分析／地域政策論／都市政策論／都市計画論／都市経済論／産業政策論／交通政策論／環境経済論／地域経営論／NPO政策論／地域政策特殊講義／地域経済論／産業論／交通経済論／グローバル化と中小企業／地方財政論／福祉経済論／関西経済研究 等
経営革新専攻【修士課程】
企業価値の創造に関する高度な専門的知識を備えた人材を養成する
経営革新専攻では、経済社会、文化、歴史といった総合的な見地からこれまでの企業経営の発展を捉え、組織論、戦略論、経営管理論を学びながら新しいビジネスモデルをどのように創出していくのかについて研究します。実務家による地域経済の活性化や企業の経営革新に関する講義、「ビジネス・アイディアコンテスト」、「インキュベーション施設」（創業準備オフィスの提供と本学教員等による経営コンサルティング）、「リエゾン・オフィス」（産学連携の窓口）などを通じたアカデミックと企業実践の融合という点において、本大学院の大きな特徴があります。本専攻では、環境、社会、ガバナンスに対応して、イノベーションを促進し、ビジネスモデルを継続的に革新し、事業分野の選択と集中を深めるといった抜本的改革を担う能力を育て、さらに企業経営に関する高度な専門的知識とグローバル・マインドをもった起業人やビジネスリーダーを育成します。
科目紹介（一部）
戦略経営論／グローバル・ビジネス・モデル論／ビジネスリーダー論／国際ビジネス論／ベンチャー企業経営論／中小企業経営論／マーケティング・リサーチ論／サービス経営論／商業経営論／e-ビジネス論／イノベーション論／ビジネス・デザイン論／CSR論／コーポレート・ガバナンス論／人的資源管理論／ナレッジ・マネジメント論／財務会計研究／ロジテクス論 等
